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2010年05月 アーカイブ

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森の狩人たち

肉食の動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)たちは、とても用心深い生きものです。

運よく偶然出くわすか、うまく巣を見つけ出すかしない限り、キツネ、イタチ、テンなどの姿を見ることはめったにありません。

しかし、もしそれらの動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)を見ることができた時には、ハッとするような野生の美しさと、それに珍しさも手伝って、胸がドキドキすることでしょう。

ところで、タカ笛を使うと、これらの動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)たちを呼び寄せることができます。

笛の音は、傷を負ったウサギの鳴き声に似せてあり、肉食動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)でなくても好奇心の強い動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)なら、この音に寄って来ることがあります。

鹿などが、ようすをうかがいにやって来るかもしれません。

肉食動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)が活発に動き回った跡(獲物を獲った痕跡や糞など)を見つけたら、まわりが開けた状態になっているやぶや茂みの中にかくれてください。

これは、近づいて来た動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)に気づかれる前に、その姿を発見できるようにするためです。

以前に、ある大学生のグループがこのことを無視して観察していたところ、いきなりキツネが飛び込んできて、びっくりさせられたことがあります。

タカ笛を使うには、まず、親指と人指し指で真中をつまみ、他の指で下の部分を握って、小指が先端の穴を閉じるかっこうにしてください。

最初は小指を閉じたままにして、低く押さえた音を出し、それから小指、薬指、中指を離していき、悲鳴のような高い音を出すようにします。

これを、1度続けてスムーズに鳴らしてください。

赤ちゃんの泣き声に似た金切り声とも悲鳴ともつかぬ音になります。

あなたは、この音を聞かせてなるべくたくさんの動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)たちを呼び集めたいでしょうし、さらに本物らしい音を鳴らして、できるだけ近くにまで来させたいと思うでしょう。

そのためには、まず動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)の気を引くように、大きな音を2~3回鳴らし、次にだんだん音をおとしていって、最後はすすり泣くような弱い音にすることです。

この時、あたりのようすにじっと目を凝らしてください。

知らぬ問にキツネが忍び寄って来ているかもしれませんからね。

雪タカ笛はいつもうまくいくとは限りませんが、その効果には目を見張るものがあります。

あるボーイスカウトのグループと一緒にタカ寄せをした時には、タカが20mの所まで近づいて来たこともありますし、雄鹿が笛の音に応え、鼻息を荒くして走り寄って来たこともあります。

また、別のボーイスカウトの人たちと一緒だった時には、オオタカ(大型のタカで、獲物を捕らえるためにときどき地上を走ることがあります)が鋭い声をあげて、弾丸のように私たちの頭の上を飛んでいったこともあります。

その時、別の種類のタカが頭上を旋回しているのを見つけたので、オオタカのことをすっかり忘れてしまいました。

実はその後で、このオオタカは静かに舞い降り、私たちの後ろから忍び寄って来ていたのですが、このことには全く気づかなかったのです。

なかまの1人が、急に体を動かした時、そのタカはびっくりして飛び立ってしまいました。

彼は、私たちから10mぐらいの所まで寄って来ていたのです。

タカ寄せを子供たちにやらせると、たいてい30分ぐらいの間は、ものも言わずに熱中します。

たとえ肉食動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)も鹿も近づいて来なかったとしても、子供たちは、動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)を待つサスペンスを味わい、森の静けさやリスの足音、たくさんの鳥の鳴き声などを楽しむことができるでしょう。

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森の探偵団

出発の準備ができたら、何かたくらみでもするような口調で話し出し、サスペンスの雰囲気を盛り上げて子供たちの気を引きつけます。

「これから特別な任務をはたしに出かける。

仕事は、周囲をすみずみまで捜査すること。

そして動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)の体の特徴や行動をよく観察して、覚え込むこと。

それから、この辺には肉食動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)の新しい痕跡が残っているから、身をかくし、見つからないよう十分注意するように…」出発の前に、いくつか準備することがあります。

1.毛や綿など、こすれる音のしない衣服を着ること。

2.あたりの景色にとけ込むような色合いの衣服にして、カモフラージュすること。

3.手や顔を墨などで黒くすること。

4.足音のしない靴をはくか、または裸足になること。

ゲーム中の約束は次の3つです。

1.いつも茂みの中かそばにいること。

2.一歩一歩音をたてぬよう、あたりを見回しながらゆっくり進むこと。

3.自分の匂いが、先に風に運ばれていってしまわないよう、風下に向かって歩くのは避けること。

このように、変装して偵察に行くことで、周囲の環境に対する子供たちの関心が深まり、見たものを描写する能力も向上します。

また、子供たちが注意深くなり、とても静かにしているので、野生動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)を見る機会にも恵まれるわけです。

"探偵団ゲーム"といえば、6年生の環境教育キャンプで出会った4人の少年たちのことを思い出します。

彼らの望みは、何とかして野生動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)を見てみたい、ということでした。

実は、このゲームはそうした彼らの思いから着想を得たものなのです。

ここで、このゲームができたエピソードをお話しておきましょう。

キャンプの第1日目に、その4人の少年たちは、どうやったらもっと野生動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)を見ることができるのか、私の所に尋ねに来ました。

彼らは、インディアンにも興味を持っていたようなので、私はインディアンの狩人についての話をしてやりました。

インディアンは動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)に自分たちの匂いをかぎとられないようにするために、よく何日も断食していた、ということを話しました。

なに気なく言ったこの話を、彼らが本気にするとは考えてもいませんでした。

まして、彼らがインディアンを上回るようなことをしでかすとは、思いもよらなかったことです。

翌日、私たちが泳いでいると、少年たちのうちの1人がベトベトした泥の中に、腰までつかって立っているではありませんか。

私たちはすっ飛んでいって、みんなで彼を引っ張り上げました。

でも、言うまでもなく、そのおかげで私たちは誰だか区別つかないほど泥まみれになってしまいました。

ところが、泥で真っ黒になった少年の1人が、よろこんでこう言ったのです。

「これなら、動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)にもぼくたちの匂いや姿がわからないだろう。

泥で人間の匂いもすっかり消えたし、体もうまい具合に目立たなくなったぞ」たっぷり泥をかぶって、完璧に変装した私たちは、注意深く茂みの中に入り、動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)を探し、忍び足で森を歩き回りました。

ただ、その時は真昼間だったので、ほとんどの動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)があまり活動しておらず、姿を見せてくれませんでした。

それでも、私たちにはとても楽しかったのです。

動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)の居そうな開けた場所を見つけ、いく手かに分かれてまわりを取り囲みます。

そして、合図とともに5つの茶色の泥の塊が、岩影から、木の間から、草むらから、次々に飛び出し、何か動くものはないかとあたりをキョロキョロ見回すのです。

こんなことをして、1時間ほどがたちました。

すると、泥のついた体がとてもむずがゆくなってきました。

私たちは体を洗うため、急いでキャンプ場に向かってもどりました。

キャンプ場の中央建物に通じる道に出た時、ひとりの先生が慌ててやって来ました。

ちょうど、教育委員会の人が視察に来て、今、建物の入口の所にいるというのです。

私たちは、その人たちが立ち去るまで、森の中でただじっと待っていなけれぼなりませんでした。

そのかゆくて気持ち悪かったことと言ったら…。

待っている時間はとてもつらかったのですが、それでも、みんなのにぎやかな笑い声が絶えず、そのつらさをやわらげてくれました。

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アドベンチャー

嵐や日照り、害虫やいろいろな動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)から身を守ろうとしてきたために、私たちは安定した生命力や感受性を抑圧してしまいました。

こうした能力は、人間が自然のサイクルやできごとに調和して生きる時に初めてもたらされるものです。

いま、私たちに必要なのは、冒険する心を呼び起こし、本能の自然なバランスを回復することなのです。

もしあなたが、この世界に直接触れたいと願って手を差し伸ばし、足を踏み出すならば、自然の力あふれる光景を目のあたりにするのはそうむずかしいことではありません。

ナチュラリストになろうとして訓練をつんでいた時のことです。

私はどこかでこんな話を耳にしたか読んだかしたのです。

それは、あるカリフォルニアインディアンたちがカモをつかまえる時は、夜、沼の水につかって歩いていくというのです。

夜の闇がおりたあとで、インディアンたちはまっすぐにカモたちの所に近づくことができたということでした。

私はこの話を聞くといてもたってもいられなくなりました。

水鳥たち本来の生息環境に身をおいて彼らを観察するバード・ウォッチャーとしてこの可能性を確かめないわけにはいかなかったからです。

ある日の夕方、私は古もののズボンとクツをはいて通いなれた道をたどりました。

突然、耳をつんざくぼかりの音がひびきわたりました。

何千ものおびただしいガンの群れが、離水のために激しく翼をはぼたかせたかと思うと、次の瞬間、まるで爆発したように全天をうずめつくしました。

一方、目の前のガマの穂すれすれの所を縦横に飛び回っているのは無数のカモでした。

私は真冬であることも忘れて夢中で水の中へ入りました。

水面近くを素早く飛び回るカモたち。

そしてたくさんのV字列になって、耳を圧するばかりに鳴きかわすガン。

大気と水とを激しく揺さぶる強烈な生気に、私はすっかり心を奪われていました。

その夜は月もなかったので、闇があたりをすっかりおおい、私の姿をかくしてしまってからは、カモたちは私の体のすぐ近くを飛び始めました。

ブンブンうなるような羽の音、バタバタというはばたき、そしてヒューという風を切る音が耳のすぐそばまでやってくるのです。

なんて愉快な気分!そのうちとうとうカモたちは私のまわりに水しぶきをあげて着水するようになりました。

不意に私は何かが頭の上にいるように感じました。

見上げると、なんと、大きなワシミミズクが停空飛翔をしているのです。

私が頭だけを水面に出していたので、獲物と判断してよいものかどうか迷っていたものとみえます。

しばらくすると、たくさんのカモたちが私のまわりに泳いで集まって来ました。

それは手を伸ばせば触れることができる距離でした。

その後、私が浅瀬に立ってじっとしていると、小さなカモが1羽、何も気づかないで私の両足の間を泳いでいったのです。

この時、私はまるで魔法の世界に迷いこんだように我を忘れていましたので、ちっとも寒いとは思わなかったのです。

夜の闇の中で、手と耳をたよりにしながら、私はカモたちの小さな群れから群れへと、2~3時間も水の中を歩き回っていました。

自然に接する最初の段階で、ハッと胸打たれるような、あるいは脳裏に焼きつくような体験をするのはとても大切なことで、必要不可欠なことと言っても言い過ぎではありません。

自然との初めての出会いがこうしたたぐいのものであったならば、私たちが他の生きものたちと一体感をもつことを妨げている自己閉鎖的な先入観や心配は、消しとんでしまうことでしょう。

こうした先入観から解放され、世界の広がりを味わうことができた時、慈しみ合う心はひとりでに生まれてくるのです。

この瞬間を思い出すたびに、私たちは自然に対してもっと心豊かに生きたいと願わないではいないでしょう。

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狩人の訓練

この"狩人の訓練"は、アメリカインディアンから学んでつくられたゲームです。

この狩人になりたいと思う「勇者」は、まず自分が好きでよく知っている場所に行ってください。

たとえば森の中、あるいは丘の斜面に腰をおろして、精神をしずめ、周囲の気配に心を凝らします。

もし、あなたがその場所に来たために、生きものたちの営みを乱してしまったようなら、その自然がいつもの調和のとれた落着きをとりもどすまで、しんぼう強く待たなけれぼいけません。

なぜなら、このゲームの目的は、動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)を手でつかまえるのではなく、目から学び耳で覚えることにあるのですから。

"狩人の訓練"をするには、すわる場所を選ぶことが大切で、これは自分で探さなくてはなりません。

ただ、そうした場所は、そこから何かを学ぼうとするかぎり直観的に見つけられるものです。

まず最初にすることは、とにかくじっと動かずにいることです。

振り返ったりしてもいけません。

あなたはできるだけ自分を目立たないようにしなければなりません。

まわりの世界が、あなたが来る以前のままであるようにするのです。

それから、心の中で自分もまわりの自然の一部だと思い描いてみましょう。

体をそのままにして、キラキラと光る木の葉といっしょにすべり落ちたり、空中をクルリと舞う蝶とともに踊ってごらんなさい。

静かに、じっとしていると、好奇心の強い動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)がようすをさぐりにやって来るかもしれませんよ。

いつだったか、私が"狩人の訓練"をしていると、背中のほうから妙なものがやって来たことがありました。

それは動くたびにペタンペタンという気味の悪い音をたてて近づいて来るのです。

もうあと2mばかりという所で、私はたまらず後ろを振り向いてしまいました。

とびあがってやぶの中に逃げこんだその「怪獣」は、なんと白い毛の野ウサギだったのです。

このゲームのあとで、参加者それぞれの体験を出し合えば、グループの心のきずなをもっと強いものにするのにとても役に立ちます。

どんな植物が生えていたか、どんな動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)を見かけたか、それをどんなふうに感じたか、具体的に話すようにします。

また、みんながすわっている前で、その体験をひとりずつ体をつかって表現するのもよい方法です。

聞き手の側も、話の世界に深く入っていくために、心を集中させるようにしてください。

もしお互いに感じたこと、経験したことを、ありのままに伝え合うことができれば、この語らいの時間は、感受性を養うためにもたいへん効果的であるのがわかるでしょう。

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ナイトハイクと野生グリーンフィールドクラブアニマル

コヨーテの遠吠え、なにかをひっかくような音、幽霊のようなフクロウの鳴き声……。

夜、遠くから聞こえてくるこんな謎めいた音は、窓の外の世界をいっそう神秘的なものにしています。

夜に声を聞くことのできるこうした動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)は少なくないのですが、その姿はめったに見られません。

彼らと出会うには懐中電灯が役に立ちます。

森や林の中で開けた場所を見つけたなら、闇を照らし、電灯の光に反射する動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)の目を探すのです。

懐中電灯は目の近く(額や鼻のあたり)の高さに持つようにします。

もし、動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)達に気づかれたくなかったら、懐中電灯のレンズを赤いフィルターでおおいます。

動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)には赤い光は見えないからです。

ナイトハイクは、観察活動の中でもとくにすぐれた方法のひとつですが、それは単に夜行性の動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)を見る楽しみがあるからというより、夜になると子供たちは昼間よりずっと深く考え、またお互いどうしの心がより近づくようになるからなのです。

夜がしだいに更けてゆくにつれ、子供たちは身を寄せ合い元気づけあうようになります。

奇妙な物音などがしばらく続いた後では、話題が暗闇のこわさや野獣のことなどにかわってしまいます。

ナイトハイクのもどりのコースで、そんなことをあれこれ話しながら歩いていると、かえってこわさから解放されて、みんなリラックスでき、大胆にもなれるのです。

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サバイバルハイク

「もし今、道に迷ったら、どうやって生きのびようか」山の中を歩いている時、誰でもこんなふうに想像してみるものです。

「ここで、何の用意もなく1人放りだされたら、私に生き残れる見込みはあるだろうか」この答えは、あなたがどれだけ自然界のことを実際に知っているかどうかにかかっています。

自然の中で生きぬくためには、まず何よりも自然と親しくなることが必要です。

そして、自然の与えてくれるものをどのように使えばいいのかを知り、自分でその身を守っていかなければなりません。

アメリカインディアンが、何百年何千年もの間やってこれたのも彼らがこの世界をよく知っていたからです。

インディアンは、自然の中で1人でいても決して恐れたりせず、むしろ、その中でさまざまな経験を楽しんでいたのです。

その中で生きぬく知恵や技術を身につけると、私たちはもともと自然界に強く結びついていたのだと感じとることができるようになります。

やがて自然を信頼し、そこでくつろぐことさえできるようになるでしょう。

サバイバルハイクはとても楽しいものです。

たとえ数時間だけのハイクでも、そこには必ず冒険のおもしろさがあふれています。

あなたの技術がさらに向上すれば、きっと数日間あるいは1週間ほどのサバイバルハイクにも挑戦してみたくなるでしょう。

「技術修得」の第一段階は、まず自然にある材料を使ってかくれ家をつくる方法を学ぶことから始めます。

子供たちは、「砦」づくりが大好きで、ちょっとしたアドバイスだけで驚くほど熱中し、すばらしい才能を発揮します。

家づくりは、まずどこに建てるかということが大きな問題です。

うっかりすると、具合いのよいくぼ地だと思っていたところが、突然の雨にまるで川の中のようになってしまうこともあるのです。

乾燥した住み心地のよい小屋を建てるために、注意すべきいくつかを上げておきましょう。

1.朝日が差し込む場所にし(夜明けに一番気温が下がります)、また夏だったら午後の暑い陽が差さない場所にする。

2.常緑樹の下は、雨や雪がやんでもしばらくの間はしずくが落ちてくるので避ける。

3.水と燃料(木や動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)の糞)に近い場所を選ぶ。

4.夏は蚊を避けるため、風通しのよい所にする。

5.河原や干上がった川底などは、雨の降った時に水の出る恐れがあるので避ける。

6.もしもの時を考え、捜索隊から見えるような場所を選ぶか、自分でつくった目印をたてる。

こうした家づくりの訓練や講習には、枯れた木や枝打ちされたものだけを使うよう心がけてください。

緊急の時でない限り、むやみに自然の景観を壊すことは許されません。

さて、次の段階では、こんなテーマが考えられます。

水と燃料を見つけること。

火をおこし自然の中から食べられるものを見つけ、料理すること。

自然のものを材料にして、いろいろな道具をつくること。

さまざまな形の家をつくること。

助けを求める信号を出すこと。

道に迷った時にもこわがらず落ち着くことなどです。

間もなく私は、何人かの人々と一緒にアナンダ共同村で"基礎生活技術センター"を発足させることにしています。

そこでは、これまでの人間の歴史に由来するさまざまな文化(過去だけでなく、現在・未来も含めた)の中の、調和のとれた基本的な生活技術が再現され、教え広められるでしょう。

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感覚の広がり

私たちは誰でも、身の回りにいる生きものに感情移入し、その感覚を自分の体の一部として感じとることができるようになります。

それは同時に、私たちの心が、何ものからも解放され、感覚の広がりを味わえる瞬間でもあるのです。

たとえぼ今、私たちの心は気流にのって飛ぶタカとともに、高い空の上で翼をゆっくり上下させ、あるいは傾斜させています。

眼下を遠ざかる木々がサアッとなびくのは、まるで風が生命を吹き込んでいるようです。

ウズラの群れが驚いてバッとはじけるように飛びたつと、私たちの軽く過敏な胴体はブルッと震えを起こすでしょう。

はるか下方の谷間に目をやると、雨上がりで増水した水が、所々白いしぶきを上げて走り落ちています。

そのゴウゴウという絶え間ない音に聞き入る時、心はさらに遠くの山脈を越えた見知らぬ世界へと誘われるのです。

探検家であり博物学者でもあったジョン・ミュアは、シエラネバダ山脈の中を歩き回っている時、1日のつもりがいつのまにか何週間にもなることがあったと言います。

そんな時、彼は最低限必要な食糧も、暖かい衣服も、眠るための毛布も持ってはいませんでした。

ただ美と孤独を愛する気持ちで充たされ、それに支えられていたのです。

自然が彼の心に育んだ思いを、彼はこう書き綴っています。

「静歩して心の赴くままに向い行き、山にあることの自由を賞味せよ。

峰々をよじ登りて、そのよきおとずれを受けよ。

陽光の木々に降り注ぐごとく、自然界の平和は汝が心に充ち溢れん。

すがしき風力強き嵐またそこに吹き入れば、世の愁い秋方の朽ち葉のごとく放れ落ちん」ジョン・ミュアのように、私たちが心を開いて自然の世界へ入っていく時、これまで思ってもみなかったすばらしい経験に出会うことができる一私はこのことがようやくわかるようになりました。

自然がもたらす、この豊かな喜びを、もっと広げていくならば、私たちはやがて世界のさらに奥深い部分から届けられるインスピレーションを受けとることができるようになるでしょう。

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野生グリーンフィールドクラブアニマルのサイレントウォーク

サイレントウォークは、他のどの活動よりも、強烈な体験を与えてくれるはずです。

ことばを捨て、自然の中で不調和な音をたてる文明の品々(化繊衣料や靴など)を体から取り外し、静かに歩いてみましょう。

とりわけ夜明けや夕暮れ時には、あたりの静けさが自分もこの世界に生きるものの一員であることを実感させてくれます。

動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)には、人間の心理状態を感じとる能力があるようです。

彼らはふだん、他の生きものとの間に平和的な気配を感じている間は、逃げ出すようなことはありません。

(シカはとくにこの感受力がすぐれているようです)サイレントウォークの最中に、いろいろな動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)の群れに出会ったことがあります。

人間が近づいて来るというのに、彼らはドッと逃げ出すようすもなく、向きを変えて2~3歩行きかけてから肩越しにこちらを振り返り、興味深い目つきでながめるのでした。

野生動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)に親近感を示してもらえるなんて、実にすてきなことだとは思いませんか?この時、私たちはよそ者というよりも、むしろ動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)たちのなかまであり、自然は私たちをその一部として受け入れてくれていたのです。

この活動は、十分な感受性と微妙なニュアンスまで分別する能力が必要ですので、私はそれにふさわしいと感じた子供だけを誘うことにしています。

南カリフォルニアのある高地の森林で、12人の子供たちと私は、それぞれ相手が視野に入らない場所を選んで1人つつすわり、サイレントウォークに出かけるための身と心の準備をととのえました。

30分ほどもそうしてから、草が生い茂り木立の陰になってしまった廃道をゆっくり下りました。

この道は、そこに立てば前方はるか彼方まで大モハベ砂漠が広がる場所へと続いているはずでした。

鳥や昆虫たちはコーラスをかなでているのに、あたりの空気は、私たちが沈黙しているため、まるで電気が通じているようにピリピリしています。

ある男の子は、おもしろいと思ったものは何でも指さしながら、なかまたちの肩をそっとたたいたものでした。

その2つの目は、彼があきらかにおだやかさと喜びの感情でいっぱいになっているのを示していました。

そのうち、私たちは一頭の雌ジカが道際のやぶの若葉を食べるのに夢中になって、ゆっくりとこちらに近づいて来るのに気づきました。

ちょうど10mほど離れた所まで来た時、彼女は優雅に首を上げ、こちらを静かにながめやりました。

そのひとみがあまりにも無邪気だったので、まるで私たちの心が溶けてしまうかのような気さえしたものです。

このようなことはめったに起こることではありませんが、優しい生きもののおかげで、私たちはそのときたしかに自然の中に抱かれていると感じることができたのです。

この瞬間の感情をことばで表わすのはとても困難なのですが、たとえぼ長い国外生活の末にやっと帰ってこられた時のような、とてもなつかしい気持ちに似ていたかもしれません。

この10分後に、こんどは3匹のコヨーテが道をトコトコやって来るのに出くわしました。

彼らはまるで小犬のように、1mほど近寄ってから立ち止まり、ちょっと吠えたあと首を左右にかしげ、この静かで奇妙な侵入者の姿に見入ったのでした。

砂漠をみわたす岩棚に着いてから1時間も、そこにそのままでいたでしょうか。

私たちは無言で、日の暮れかかる高地砂漠の光景に見とれていました。

周囲を取り巻く環境としての世界に、自らをうまく調和させることができた時、人間どうしの間に漂う感情も、もっとなごやかなものに変化します。

静かに、自然を見つめていると、動物(野生グリーンフィールドクラブアニマル)も、植物も、岩石も、天地さえも、目に入るものは全て、私たち自身の内部につながりがあるのだと感じられてきます。

アメリカインディアンは、静寂の中にいると、全てのものがただひとつの「生命体」のあらわれなのだと感じられるようになると信じていました。

そこでは私たち人間もまた、その「生命体」の子供なのです。

私たちが自然を間近に見ることができた時、実は私たちの追い求めているのは、そこにある自然などではなく、私たち自身の内部の生命そのものであることに気づくでしょう。

自然は果てのない神秘です。

私たちはこの宇宙に何億もある惑星のうち、たった1つを見ているにすぎません。

無限の空間には、さまざまの光が縦横にいきかい、また無数の「世界」がそれを受けとっています。

けれど、自然が私たちに用意してくれた最もすぼらしい贈り物は、人間自身についての「知」なのです。

私たちがこの世界だけでなく自分自身をみつめることを学び、それを理解した時、人は自然の最高の創造物となるでしょう。

なぜならぼ、人間の目を通じて自然は初めて姿をあらわし、完全なる形で讃えられ、はっきりと認識されるようになるからです。

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