電動スクーターについて
オートバイもスクーターの両者とも、世界的には決して新顔ではありません。
・・・しかし日本では戦後初めて一般に知られたもの。
それが相携えて、戦後窮乏の極にあった日本の乗物界の寵児となったのですから、奇妙とも思われます。
・・・しかし察するところ、窮乏の日本において、前者は乗用車の代用、後者は小形運搬車の代用として、まさにうってつけであったのだと思います。
しかし、もう一歩さかのぼって、これの普及がなぜ戦後まで持ち越されたのかも詮索の要があるかも知れません。
すでに1917年の頃、スミスモーターというバイクモーターが日本に輸入されました。
これはモーター駆動の車輪を、自転車の後方車輪の1側に近接して取り付け、これによって推進する方式で、全体では数百台輸入されました。
しかし、その程度で終わり、いつか忘れられてしまいました。
出力は約1.5馬力。
目方のことは不明ですが、たぶん相当に重かったと思います。
現在とても人気のある電動スクーターなどは、かなり軽量化されていますね。